6/11 5時26分
今は5時18分
なんだかせっぱ詰まってる。
毎時間授乳していた。毎時間よりももっと頻度が高かったかも。
子供の泣き声が、ふつうの「おぎゃあー」の泣き声から、この世の終わりみたいな「ぎゃあーーーーーー」になってしまうと焦って、この時はトイレも急いで行ってたなあ。
あたしが出産した産院は、母乳育児に力を入れてるって感じの産院だった。
それは分かってたけど、あまりにも母乳推奨って感じが嫌だった。
黄疸の治療でミルクを足していたし、出産して次の日に即ミルクを足したんだけど、ミルクを足すと美味しそうに一生懸命ゴクゴクと飲む我が子。
別にミルク足したっていいじゃん。と思う反面、ミルクを足してしまった・・・。だめだ。。。と思うこともあり。
ミルクがいけないわけじゃないし、私も夫もミルクで育っているのに、なんで母乳母乳って、こんなに辛い思いをして母乳育児をしなきゃいけないの?
って思ってた。
でも助産師さんは、母乳の良さを語る。「オーダーメイド」だとか、「免疫」だとか。
そして黄疸治療が終わり、同室になってから今度はまず赤ちゃんの体重を測り、そのあとに母乳を飲ませてもう一度測る。という哺乳量の計測をすることになった。
大抵10mlくらいしかでていない私。40くらいを飲ませないといけない日にちだったと思う。多分。とにかく足りてないので量は忘れてしまったけど。
毎回測り、増えていない哺乳量。
赤ちゃんの体重が減っていってしまい、「このままだと退院を遅らせないといけないかも」と言われた。
え。。退院したい。とにかく病院から抜け出したい。。と思ってました。
挙げ句の果てには、「黄疸治療していて母乳育児が遅れたので、退院を伸ばしたらどうか。」
と言われました。
絶対やだ。家に帰りたい…
夫にも相談すると、わたしの好きにしたらいいと。
「退院したいです。家に帰りたいです。」と言うと、
助産師さんは「子供の為を思って入院を延長するか、自分の事を思って退院を選ぶか。それはあなた次第だけど」
とまで言われました。
自分のわがままで退院したいのか。っていうことか。
ここまで言われてもやはり家には帰りたかったし、入院延長なんて嫌だし。
結局延長せずに退院し、1、2ヶ月はミルクも足しながら育児をした。
だんだん母乳もでているか、わからないけど子供の体重もどんどん増えていった。
そんな我が子ももう1歳半すぎて母乳も卒業してもりもり食べる。
母乳でも風邪はひくし、母乳だったから大きい病気にならないのか!とはなっていないけど。
昔の自分に言いたい。
何でも育つよ。気にするな。
ミルクを足すこと、ミルクで育てることは悪じゃない。
そんなに子供を想ってるだけでいい母親だよ。と。
母乳に悩んでる方、ここまで追い詰めてる方ももしかしたらいるかもしれない。
そういう方に届くといいと思います。
では。