母乳強化合宿 お産した病院での入院生活について。
まず、母乳について書く前、子供が黄疸治療の為母子が離れた日があったこと、そして黄疸治療したことによる脱水症状を防ぐために、ミルクを最大限足したこと。が前提にありました。
産院での生活は、母乳強化合宿でした。
まず母乳をあげた時間には表にチェックをして、ウンチ、尿も表にチェックをつけなきゃいけない。
ま、健康のためだから仕方ないか。って思いつつ書いていったけど。
でも、思ってた入院生活とは違ってた。こんなきっちりやるんだ。。って。
初産で全然母乳が出ないあたし。
でないでない。とは聞いていたし、自分の乳にそんなキャパがあるとは思えないし(貧乳)、でなそうってのも何となく思ってた。男性ホルモンが多いって言われてたし、そのせいで妊娠しにくかったってことは乳だって出ないのは当然だし。
でも毎日乳首のマッサージしてたし、少しはでるかなっておもってた。
実際はぎゅうーっと乳輪を押して、乳首の先がきらっと光る程度。少し濡れた?程度。
そんな出ない時の日記を書いておいたので、それをまずは貼り付けます。
今は5時18分
012345時と、おっぱいを吸わせたけど、泣き止んでくれなくなったのでナースコールを押してしまった。
添い乳もしたけど、だめ。
全然乳も出ていない様子
最後にトイレに行ったのはいつだったか。
帰ってきた時にも泣いてたね。ごめん。
お茶を飲む時間もない。オムツをゴミ箱まで捨てに行く時間もない。
こんなことは初めてだ。
産むのも一苦労だと思ってたけど、昨日は興奮して寝れなかったけど、今日はまた別の大変さがわかった気がする。
10日よる九時、ミルクをあげてしまった。
泣き止まずに、おっぱいも吸ってくれずになったからだ。ナースコールを押したら、ミルクあげようかという話になった。
日々成長だと思おう。
乳が出ないのは仕方ない。
そう思ってもマイナス思考になってしまって、ごめんね。ごめんね。と
自分を責めてしまって、
せっかくの寝れる時間、寝れずに泣いて過ごした。
次起きるのはいつか、寝れずに過ごした。
そして今もまた、預かってもらってる。
どうしたらいいのか、わからない。
出産はとっても辛かった。痛くて辛くて。難産だったと思う。
でも本当に難しい のは、これからかもしれない。
なんだかせっぱ詰まってる。
毎時間授乳していた。毎時間よりももっと頻度が高かったかも。
子供の泣き声が、ふつうの「おぎゃあー」の泣き声から、この世の終わりみたいな「ぎゃあーーーーーー」になってしまうと焦って、この時はトイレも急いで行ってたなあ。
あたしが出産した産院は、母乳育児に力を入れてるって感じの産院だった。
それは分かってたけど、あまりにも母乳推奨って感じが嫌だった。
黄疸の治療でミルクを足していたし、出産して次の日に即ミルクを足したんだけど、ミルクを足すと美味しそうに一生懸命ゴクゴクと飲む我が子。
別にミルク足したっていいじゃん。と思う反面、ミルクを足してしまった・・・。だめだ。。。と思うこともあり。
ミルクがいけないわけじゃないし、私も夫もミルクで育っているのに、なんで母乳母乳って、こんなに辛い思いをして母乳育児をしなきゃいけないの?
って思ってた。
でも助産師さんは、母乳の良さを語る。「オーダーメイド」だとか、「免疫」だとか。
そして黄疸治療が終わり、同室になってから今度はまず赤ちゃんの体重を測り、そのあとに母乳を飲ませてもう一度測る。という哺乳量の計測をすることになった。
大抵10mlくらいしかでていない私。40くらいを飲ませないといけない日にちだったと思う。多分。とにかく足りてないので量は忘れてしまったけど。
毎回測り、増えていない哺乳量。
赤ちゃんの体重が減っていってしまい、「このままだと退院を遅らせないといけないかも」と言われた。
え。。退院したい。とにかく病院から抜け出したい。。と思ってました。
挙げ句の果てには、「黄疸治療していて母乳育児が遅れたので、退院を伸ばしたらどうか。」
と言われました。
絶対やだ。家に帰りたい…
夫にも相談すると、わたしの好きにしたらいいと。
「退院したいです。家に帰りたいです。」と言うと、
助産師さんは「子供の為を思って入院を延長するか、自分の事を思って退院を選ぶか。それはあなた次第だけど」
とまで言われました。
自分のわがままで退院したいのか。っていうことか。
ここまで言われてもやはり家には帰りたかったし、入院延長なんて嫌だし。
結局延長せずに退院し、1、2ヶ月はミルクも足しながら育児をした。
だんだん母乳もでているか、わからないけど子供の体重もどんどん増えていった。
そんな我が子ももう1歳半すぎて母乳も卒業してもりもり食べる。
母乳でも風邪はひくし、母乳だったから大きい病気にならないのか!とはなっていないけど。
昔の自分に言いたい。
何でも育つよ。気にするな。
ミルクを足すこと、ミルクで育てることは悪じゃない。
そんなに子供を想ってるだけでいい母親だよ。と。
母乳に悩んでる方、ここまで追い詰めてる方ももしかしたらいるかもしれない。
そういう方に届くといいと思います。
では。